【鍼灸師が解説】原因不明の腰痛は腸腰筋が原因?鍼灸による深部アプローチで改善する方法(大阪・池田)

弓削周平(ゆげ しゅうへい)
木もれび鍼灸院 院長・ツボ塾主宰
鍼灸師歴25年以上/中国・長春中医薬大学留学

【概要】

 病院で異常なしと言われた腰痛は腸腰筋の機能異常かもしれません。木もれび鍼灸院が鍼灸による腸腰筋へのアプローチと改善方法を科学的根拠とともに解説します。

腰痛でお悩みの方へ。病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、湿布や薬では改善しない――そのつらい腰痛には、鍼灸による腸腰筋へのアプローチが効果的とされています。座って立ち上がるときのあの痛み、毎日本当につらいですよね。

腸腰筋と腰痛の関係|科学的な根拠

腸腰筋(大腰筋・腸骨筋の総称)は、腰椎から大腿骨にかけてつながる深層筋です。この筋肉が過緊張を起こすと、腰椎への過度な牽引力が生じ、筋膜を介した痛みの連鎖反応や、周囲の神経圧迫を引き起こすことが報告されています。

腰痛の約85%は「非特異的腰痛」と呼ばれ、画像検査では明確な原因が特定できないとされています。近年の研究では、腸腰筋を含む体幹深部筋の機能異常がこうした原因不明の腰痛に深く関与していることが示唆されています。

鍼治療による筋緊張緩和のメカニズムについては、鍼刺激がトリガーポイント(筋肉内の過敏な硬結部位)に作用し、局所血流の改善や筋スパズムの解除を促すことが複数の研究で確認されています。

※今回、特定の論文PDFのご提供がありませんでしたので、一般的なエビデンスに基づいて記載しています。ご希望の論文がございましたらお知らせください。

鍼灸だからできる腸腰筋へのアプローチ|専門家の見解

木もれび鍼灸院 院長の弓削周平です。

腸腰筋は体の非常に深い場所に位置するため、通常のマッサージや整体ではアプローチが難しい筋肉です。しかし鍼灸では、鍼を使って腸腰筋に直接到達し、即座に筋緊張を緩和させることが可能です。

当院でも、病院で「異常なし」と言われて来院される腰痛の患者さんが多くいらっしゃいます。そうした方々に腸腰筋へのアプローチを行うと、施術直後から痛みが軽減し、立ち上がりや歩行がスムーズになるケースを数多く経験しています。

ぎっくり腰のような急性の痛みでも、腸腰筋の過緊張が原因であれば、鍼治療によって即座に痛みを消失させ、日常生活への復帰が期待できます。

「検査で異常がないのに腰が痛い」という方は、腸腰筋の問題が隠れているかもしれません。まずはお気軽にご相談ください。


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